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若木民喜

Vol.48 /2007/07/11

週刊少年サンデーを読んでいる少年少女の皆様、お久しぶりでございます!
若木民喜ですっ。

今回、読切にもかかわらず、バックステージ更新のお許しをいただきました。ありがたや〜。

今回の読切は48ページということで、週刊連載なら2.5話分!という長いお話です。「読切のページ数としては、これが上限だよ? 目一杯よ!」なんて担当さんに言われましたが、貴重な本誌の紙面をそれほど沢山もらって、もしつまらなかったら死罪モノですよ。プレッシャー感じながら頑張って描きましたが、いかがだったでしょうか?

この『恋して!?神様!!』は、前作「アルバトロス」の連載最終盤から打ち合わせが始まっていた、結構前から考えているお話です。

異性と簡単に話できますか?あなた。

ボクは苦手です! 大の苦手です! お店に入っても、店員に話しかけたりするの、ものすごいエネルギーがいりますよ。そういう人、きっと読者の皆さんにもいるでしょう? ボク、ケーキが好きでケーキ屋によく行くんですけど、美味しいケーキを食べると、聞きたくなるんですよ!

「これって、なんて名前のケーキなんですか?」
「どういう材料を使ってるんですか?」
「君、かわいいね」

何一つ、聞けた試しがありません! 話したいのに。

なぜ、話したいのに話せないんだろう?
どうやったら、女の子とビクビクせずに話せるだろう?
どういう人間が、女の子とスラスラ話せるのだろう?

そういうところをとっかかりに、いもづる式に設定をどんどんくっつけていって、一つのお話になりました。

男と女を結ぶ、「赤い糸」が見える人が主人公です。しかも、多少いびつな方法で。素晴らしい! 赤い糸が見えるなら、どんな娘にだって堂々と話しかけられるだろう! しかし、桂馬クンは、なぜだかその能力を使わないのです・・・。ボクだったら、こんな能力があったら、現実で使いまくるだろうに! 早速、明日ミスドで「この娘はどういう女の子なんだろうな〜」って考えるよ! う〜ん、いい夢を見れたなっ。

皆さんも、夢を見てください!
そして、夢を見れた人は、アンケートもよろしくね!
(オフィシャルのサイトでこんなあざといお願い書いていいのかなあ・・・)。

それでは今日はこの辺で。
またバックステージを更新できる日が来ればいいなぁ。
その時がやって来ることを願いながら・・・。

ごきげんよう!




※そうそう。ボクのブログにて、以前このバックステージでも開催しておりました「ゴミプレゼント」こと作品の下描きプレゼントをやっております。興味のある方は、ボクのブログを探し出してやってきてください(なぜか毎回URLを書かない)。