浜中明
Vol.82006年7月12日

どうも、浜中です。
先日サッカーのワールドカップを観ていたら、ふと、昔知り合ったブラジル人のことを思い出したので今回はその話を書こうと思います。

これは今までのボクの人生でも第3位に入るくらいのビックリ体験です。
「衝撃」でも、「驚き」でもなく、「ビックリ」というのがミソ。
ちなみに、2位は、サラリーマン時代に上司が億単位の横領をして逃げたこと。
1位は、嫁さんのご両親に寝室に隠していたメイド服を発見されたことです。
まあ、どれも過ぎたことですが…

何はともあれ、話を始めましょう。

あれは、今から7年と少し前のことでした。
大学を出て就職したボクは、勤め先の近くにアパートを借りることにしました。当時のボクはある目的の為にお金を貯めていたので、不動産屋さんを何件も回って特に家賃の安いおんぼろアパートに決めたのです。

引越しを済ませた日の夕方、夕食ついでに近所を散策しようと思って外に出ると、ちょうど隣の部屋の住人が帰ってきたようで、部屋の前で鉢合わせになったのです。
隣人は明らかに日本人ではなく、にっこり笑ってカタコトの日本語でボクに話しかけてきました。

「オマエ、新しく入ってきた人か?」
「そうです。今日、引っ越してきました。浜中といいます」
「オー、アマナカ。僕はマルコ、ブラジル人ヨ。ヨロシク」

そういって、マルコと名乗った彼は左手をだします。

「こちらこそヨロシク」

僕たちはがっちりと握手を交わしました。
するとマルコは笑顔のまま言いました。

「アマナカ、近所にいい店があるヨ。これから飲みいかないか? 俺たち、友達なろうヨ」

え、いきなり?
そう思わなくもなかったんですが、まあこれがブラジル流なのかなとも思いました。

「いいよ、ボクもマルコと友達になりたいしね」

ボクは陽気な外国人と友達になるのも悪くないと思い、二つ返事を返しました。
そしてマルコと飲みにいくことになったのです。
しかしその道すがらマルコが少し神妙な顔をして口を開きました。

「アマナカ、店に着く前に、お願いがあるヨ」
「何?」
「マルコにはお金がありません。お酒代は貸してネ」

え、え、えええええええーーーー?
これはタカリなの? それとも南米では普通のことなの?
もうビックリです。

しかも、こんなのは序の口で、この後、更にビックリするような展開が待っていたのです。
…が、少し長くなりそうなので、以下は次回ということで。

お楽しみに。でわ。


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