このページを開いてくださりありがとうございます。このコーナーは誰もがよく見かける映画のシーンを一人暮らしの気ままな万乗が、迷惑がる友人夫婦を無理やり巻き込み、余計な情熱と、無駄な時間をかけて見事に再現し、そのシーンにまつわる役にたちそうにない随想録を展開していこうと画策するものであります。
もっとやって!! と応援してくれればどんどんアップしていきますし、アホラシイ!! やめろ!! 死ね!! といわれれば、尻尾まいて消去するという、なんともエコロジー的な配慮も含まれている地球に優しいコーナーです。
とりあえず第一回のお題は「万乗と忍び寄る死の影」です。
みなさんは今まで、マジに「死ぬ〜〜〜〜〜」と感じたことがどれほどあるでしょうか? 宇宙のとある種族は死にかけるたびに、パワーアップして金髪になったりするそうですが、残念ながら私にはそんな機能はそなわっていないらしく、ただの怖かった思い出として記憶に残すのみです。
まず思い出すのが小学三年生のとき、急性盲腸炎になった手術台のうえです。下半身麻酔のために注射をするのですが、どこに刺すかっていうとなんと脊髄です。しかもぶっとい針なんですよ。看護婦さんたちが、わたしの両手両足をおさえて先生が「暴れるな! 痛いのはわかっとる!!」と救いのない助言をいいながらブスウウウウ……………………どれくらい痛いかっていうと、三途の川が流れていて、死んだおじいちゃんがやさしく手を振ってくれているのが見えてくるくらいの痛さです。あれが1分続けば、ランボーもぺらぺらとロシアに機密情報をしゃべりだしたに違いありません。
つぎに思い出すのが、学生時代、釣りの取材漫画を地元情報誌に連載していたころの、真夜中の沖釣りです。岸から小型船で数十分の場所にわずかに海から突き出ている小さな岩場があったのですが、そこで、波にさらわれそうになったのです。真っ暗な海に浮かぶ小さな岩場にへばりついていた私は、いきなり巨大な手にガシッとうしろからつかまれるようなかたちで、引きずり込まれそうになったのですが、さすがに命の危険を感じました。
そして雨がふり気温はぐんぐん下がっていったわけですが、なんと私の雨具は破けており、体は熱を保持することが出来ず、体温がやばいくらいに下がり始めたのです。「ああ凍死するってのはこんな風なんだな。」と思いました。どれくらい寒いかっていうと、たぶんポール星人が第三氷河期を起こそうと、ウルトラ警備隊基地を凍らせた時くらいに寒かったです。生きて朝日を拝むことができたその日の美しい空は忘れられません。『タッチ』でカッちゃんが交通事故で死んでしまったのと同じ位忘れられません。
とにかく毎日生きてるってことは、毎日死に向かっているともいえます。それはいつどんな形で私たちに挨拶しにくるかわからないものです。だからこそ、その日その日を後悔せずに、充実した一日を満喫できたらと思います。その日に受けたストレスを翌日に持ち越さず、その日のうちに解消して生活していけたら、どんなに素晴らしい人生だろうと切に思います。